Aloha！プレス担当Mです。
今回は、フラの定番としてお馴染みの曲、「Ka Uluwehi O Ke Kai （カ・ウルヴェヒ・オ・ケ・カイ）」を紹介します！
明るく元気が出る曲調の、「Ka Uluwehi O Ke Kai （カ・ウルヴェヒ・オ・ケ・カイ）」は、フラを習ったら、必ず踊ると言っても過言ではない曲です。
歌詞の意味や背景も紹介するので、フラをこれから始めたいと思っている人は、覚えていて損はないので、ぜひ最後まで読んでくださいね。
それではどうぞ！
プロフラダンサーYUHKI
2013年：フラ始める
2015年：カノエ・ミラー氏に師事
2018年：プロフラダンサーとして活動開始
2019年：ハレクラニ沖縄のステージに立つ
現在に至る
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Ka Uluwehi O Ke Kai （カ・ウルヴェヒ・オ・ケ・カイ）の概要
明るく楽しくなっちゃう曲で、「仲間と一緒に海藻を取りに行く」という内容の、「Ka Uluwehi O Ke Kai （カ・ウルヴェヒ・オ・ケ・カイ）」は、エディス・カナカオレ（Edith Kanakaʻole）の作品です。
1979年に発表されたアルバム『 Hiipoi I Ka Aiina Aloha (“Cherish the Beloved Land”)』に収録されています。
1992年、ギター・デュオHAPAのデビューアルバム「HAPA」に収録された「Ka Uluwehi O Ke Kai（カ・ウルヴェヒ・オ・ケ・カイ)」のカバーが大ヒット。
それ以降、「Ka Uluwehi O Ke Kai（カ・ウルヴェヒ・オ・ケ・カイ)」は、フラを習ったら必ず踊る定番曲のひとつになりました。
エディス・カナカオレ（Edith Kanakaʻole）は、ハワイの人々から「アンティ・エディス」と呼ばれて、尊敬を集めていた方です。
アンティ・エディスは、フラダンサー、チャンター、そしてクム・フラ(フラの先生)として、ハワイ文化の継承に生涯を捧げました。
またハワイ大学ヒロ校で、長年に渡りハワイ文化やハワイ語を教えていました。長年の功績を讃えられ、ハワイ版の人間国宝にも選ばれています。
※アンティ(auntie)とは、親愛を込めて年配の女性を呼ぶときに使われる言葉です。
Ka Uluwehi O Ke Kai （カ・ウルヴェヒ・オ・ケ・カイ）の歌詞と意味
歌詞
He hoʻoheno ke ʻike aku
Ke kai moana nui lā
Nui ke aloha e hiʻipoi nei
Me ke ʻala o ka līpoa
He līpoa i pae i ke one
Ke one hinuhinu lā
Wela i ka lā ke hehi aʻe
Mai manaʻo he pono kēia
Hoʻokohukohu e ka limu kohu
Ke kau i luna o nā moku lā
ʻO ia moku ʻula lā e hō
ʻOni ana i ʻō i ʻaneʻi
Haʻina mai ka puana
Ka līpoa me ka limu kohu
Hoa pili ʻoe me ka paheʻe
ʻĀnoni me ka līpalu
参考元：フラナビハワイblog
意味
目にするだけで満たされるよろこび
ひろくて大きな海
とても身近で大切なもの
濃密な海草（リーポア）の匂い
浜辺に打ち寄せる深緑（リーポア）の香り
白くかがやく砂浜
日差しに焼けて熱くなった砂浜を歩く
これが正しいと思ってはいけない
キレイに並んだリム・コフ藻はすごく魅力的
海洋の岩の上
思わず手にしたくなる
あちこちで誘うように揺れている
お話しを繰り返すと
リーポアとリム・コフ
パヘエとは親しい
リーパルもみんなあなたの仲間
参考元：findhobby.click
Ka Uluwehi O Ke Kai （カ・ウルヴェヒ・オ・ケ・カイ）の歌詞の背景
「Ka Uluwehi O Ke Kai （カ・ウルヴェヒ・オ・ケ・カイ）」の歌詞の背景には、女性たちが仲間同士で楽しく海藻を取りに行く姿が描かれています。
「Uluwehi」はハワイ語で「青々とみずみずしく繁った」という意味で、「Kai」は海なので、海に青々と繫っているもの、海藻を指しています。
この歌詞には、4種類の海藻が出てきます。
- līpoa リーポア
- limu kohu リム・コフ
- paheʻe パヘエ
- līpalu リーパル
ハワイアンにとって、海藻はご馳走で、海辺に打ち上げられている海藻をとりに行きました。
līpoa（リーポア）は特別で、ハワイアンはこの海藻を塩漬けにして保存し、魚など一緒に食べていたそうです。歌詞に「濃密な香り」とあるように、とても強い香りを持ち、スパイシーな味だということです。
2番の冒頭の部分で「浜辺に打ち寄せる新緑の香り」とあるように、強い香りのリーポアが浜辺に打ち上げられている様子が分かります。
日差しに焼けて熱くなった砂浜を歩くのは大変ですが、それでもはしゃぎながら海藻を集めている女性たちの姿が目に浮かびますね。
Ka Uluwehi O Ke Kai （カ・ウルヴェヒ・オ・ケ・カイ）に隠された意味
「Ka Uluwehi O Ke Kai （カ・ウルヴェヒ・オ・ケ・カイ）」の歌詞には、女性たちが恋人を手に入れようとする隠された意味が存在するようです。
limu kohu（リム・コフ）という海藻は、最高の海藻といわれ、貴重な海藻だと思われます。
キレイに並んだリム・コフはとても魅力的で、思わず手にしたくなると歌われていますが、一説にはこの曲で海藻が意味しているのは男性だと言われています。
「濃密な香りを放つリーポア、最高に魅力的なリム・コフ、パヘエもリーパルもみんな親しい仲間同士、素敵な男性4人組、誰を選ぼうかしら？あなたは誰がいい？」
「Ka Uluwehi O Ke Kai （カ・ウルヴェヒ・オ・ケ・カイ）」は、女性たちが恋人を手に入れようと、楽しく相談している様子を描いている曲だと言われています。
Ka Uluwehi O Ke Kai （カ・ウルヴェヒ・オ・ケ・カイ）のフラ動画
ここではYUHKIさんが実際に踊っている動画を紹介します。
まとめ：【フラ曲】Ka Uluwehi O Ke Kai （カ・ウルヴェヒ・オ・ケ・カイ）！陽気な定番フラソング！
今回は、フラの定番曲としてお馴染みの、「Ka Uluwehi O Ke Kai （カ・ウルヴェヒ・オ・ケ・カイ）」を紹介しました。
海藻を楽しく取りに行く女性たちは、実は、恋人を選びにいっているという一説は面白かったですね。
今回のように、歌詞の裏に隠された意味までわかると、ハワイアンの日常が垣間見れるようで、またそこまで理解すると、フラを踊るとき表現の幅が広がりそうですね。
今後もフラの曲やハワイアンミュージックを紹介していくので、お楽しみに！
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