Aloha!プレス担当Mです。
今回は、カウアイ島の伝説をベースにしたフラ曲「E Pili Mai(エ・ピリ・マイ)」を紹介します。
「E Pili Mai(エ・ピリ・マイ)」は、フラダンサーたちに大変人気のある曲で、そのシンプルで優しいメロディと懐かしい雰囲気から、多くの人がどこかで聞いたことがあると感じるかもしれません。
「E Pili Mai(エ・ピリ・マイ)」はその美しいメロディとロマンティックな雰囲気から、多くの人々に愛され続けており、特にフラダンサーたちにとっては特別な曲とされています。この曲は、ハワイ音楽のクラシックとして、永遠に記憶されることでしょう。
そんな「E Pili Mai(エ・ピリ・マイ)」の概要、歌詞と意味を解説していきますので、最後まで楽しんでください。
それではいってみましょう!
プロフラダンサーYUHKI
2013年:フラ始める
2015年:カノエ・ミラー氏に師事
2018年:プロフラダンサーとして活動開始
2019年:ハレクラニ沖縄のステージに立つ
現在に至る
E Pili Mai(エ・ピリ・マイ)の概要
「E Pili Mai(エ・ピリ・マイ)」の作者は、ラリー・リンゼイ・キムラ(作詞)とピーター・ムーン(作曲)です。
この曲は、1982年にザ・ピーター・ムーン・バンドが発表したアルバム「Cane Fire!」に収録されています。このアルバムは、ハワイのグラミー賞とされるナ・ホク・ハノハノ・アワードで、その年の主要な賞を総なめにした伝説的なアルバムとして知られています。
後に ケアリイ・レイシェル氏がカバーし、2004年、その収録アルバム Keʻalaokamaile がグラミー賞にノミネートされたことで、ハワイ内外を問わず広く知られるようになりました。
さらに2012年には、ラリーキムラ氏の親族でクムフラの ナープア・グレイグ氏がフラ競技のために依頼されたことにより、これまで1番しかなかった歌詞に、新たに2番と3番が書き加えられました。
しかもナープア氏の「E Pili Mai(エ・ピリ・マイ)」には、ミスアロハフラの演技でも使われた、同じくラリーキムラ氏作詞の 「E Kuʻu Morning Dew」と「Sweet Memory」の2曲が、曲の最後にミックスされており、曲全体も同様のアレンジで従来のエピリマイより明るい感じとなっています。
カウアイ島の伝説がベース
この有名なラブソング、「E Pili Mai(エ・ピリ・マイ)」は、ある伝承がもとになっています。
たいまつを、マカナ山の険しい崖から渦巻く風の中に投げる。花火を見るかのように。
そして、愛する人が崖の下ででたいまつをキャッチする。たいまつをキャッチしたとき、その肌にはしるし(やけど)が残る。そのしるしが残るほど愛が深いということ。
また、マカナはハワイ語で「贈り物」という意味もあります。上記の伝説を贈り物と掛け合わせているのです。
E Pili Mai(エ・ピリ・マイ)の歌詞と和訳(意味)
ケアリィ・レイシェル氏バージョンと、ナープア・グレイグ氏バージョンそれぞれ載っけます。比べてみてください。
ケアリィ・レイシェル氏バージョン
歌詞
ʻAuhea wale ana ʻoe
Kuʻu lei o ka pō
Pō anu hoʻokahi nō wau
Sweetheart mine
E pili mai
Inā ʻo ʻoe a ʻo wau
ʻIke i ke ahi o Makana
He makana ia na ke aloha
No nā kau a kau
ʻO ʻoe a ʻo wau
Sweetheart mine
E pili mai
和訳(意味)
君よ、聞いてほしい
僕の愛しい夜の花
夜は肌寒く、僕は一人きり
愛しい君よ
僕のそばにおいでよ
きっと君と僕となら
マカナの火さえも理解できる
それは愛からの贈りもの
たとえ幾つ季節がめぐろうと
ずっと君と僕
愛しい君よ
僕のそばにおいでよ
ナープア・グレイグ氏バージョン
歌詞
ʻAuhea wale ana ʻoe
Kuʻu lei o ka pō
Pō anu hoʻokahi nō wau
Sweetheart mine
E pili mai
Inā ʻo ʻoe a ʻo wau
ʻIke i ke ahi o Makana
He makana ia na ke aloha
No nā kau a kau
ʻO ʻoe a ʻo wau
E sweetheart mine
E pili mai
Kau mai ana ka ninipo
E hoʻi mai nō kāua
Eia iho i ka manawa ē
Polinahe
E kuʻu ipo
Me he ahi ke kukuni lā
Ke kiʻina a ka ipo
Hōʻale nei ke aloha lā
Naʻu ʻoe
A mau loa
Inā ʻo ʻoe a ʻo wau
ʻIke i ke ahi o Makana
He makana ia na ke aloha
No nā kau ā kau ※
ʻO ʻoe a ʻo wau
E sweetheart mine
E pili mai
※繰り返し
Ei nei
Wooo sweet memory
E kuʻu morning dew
Alia mai
E sweetheart mine
E pili mai
和訳(意味)
君よ、聞いてほしい
僕の愛しい夜の花
夜は肌寒く、僕は一人きり
愛しい君よ
僕のそばにおいでよ
ねえもしも君と僕が
あのマカナの火を見れたとしたら
きっとそれは愛からの贈りもの
たとえ幾つ季節がめぐろうと
ずっと君と僕
愛しい君よ
ふたり寄り添おう
込み上げてくる熱い想い
二人あの頃に戻ろう
今も僕の心の奥底は
甘く優しい想いで溢れる
ああ愛しい君よ
まるで燃え盛る炎のよう
そして君が受け止める、、
とめどなく押し寄せる熱い想い
君は僕だけのもの
いつまでも永遠に
ねえもしも君と僕が
あのマカナの火を見れたとしたら
きっとそれは愛からの贈りもの
たとえ幾つ季節がめぐろうと ※
永遠に君と僕
愛しい君よ
ずっと寄り添っていよう
※繰り返し
恋人よ
なんと甘く優しい記憶
僕の愛しい朝の雫
待っておくれ
大切な君よ
どうか僕のそばにいて
参考元:ハワイ語1日1語
まとめ:【フラ曲】E Pili Mai(エ・ピリ・マイ)!カウアイ島の伝説を紡ぎ出すロマンティックな調べ・歌詞と意味紹介
今回は、マカナの火というカウアイ島の伝説をベースにした、「E Pili Mai(エ・ピリ・マイ)」を紹介しました。
「E Pili Mai(エ・ピリ・マイ)」のシンプルで優しいメロディは、心に残り、永遠に響き続けるでしょう。そして、この曲は、フラダンサーたちやハワイ音楽愛好家にとって、特別な存在として、私たちの心の中で息づいています。
カウアイ島の美しい自然と伝説が、この曲を通じて私たちに語りかけています。どうぞ、「E Pili Mai(エ・ピリ・マイ)」の美しさと意味を楽しんで、ハワイの魅力に浸ってください。
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